SNSの広まりや定着に伴い、製品やサービスを宣伝する手段として、インフルエンサーマーケティングが注目を集めています。
この記事では、インフルエンサー マーケティングの費用相場について解説します。
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目次
インフルエンサーマーケティングは購買意欲を盛り上げる
インフルエンサーマーケティングは、ファンにとって身近な存在であるインフルエンサーが製品やサービスを紹介するため、購買意欲を盛り上げる宣伝手段です。
SNSで大勢のファン=フォロワーを持つインフルエンサーに製品やサービスを宣伝してもらうため、フォロワー層を把握することで、狙った層へ情報を届けるマーケティングが容易になります。他にも以下のような特徴があります。
・インフルエンサーに対する親近感で、既存の広告手段より受け入れられやすい
・SNSによって拡散が見込める
・データ取得によって効果測定できる
インフルエンサーマーケティングにかかる費用内訳は5種類ある
インフルエンサーマーケティングにかかる費用は、大きく分けるとインフルエンサーに対する報酬を含めて5種類あります。ここでは、それぞれの費用について解説します。
①インフルエンサーに対する報酬
1つめは、製品やサービスを宣伝・紹介してもらうためにインフルエンサーに支払う報酬です。インフルエンサーの力量が、インフルエンサーマーケティングの成否を左右します。
そのため、インフルエンサーに対する報酬がインフルエンサーマーケティングで最も大きな費用を占めます。
②ディレクションの費用
2つめは、ディレクションの費用です。
ディレクションとは、インフルエンサー選定や依頼、施策全体の進行管理や効果測定などの代行です。
ディレクション型でインフルエンサーに依頼する際は、フォロワー単価に上乗せされています。また、プラットフォーム型でディレクションを依頼する際は、ディレクション費用として別途請求されます。
③プラットフォームの利用料金
3つめは、インフルエンサーの選定や起用にプラットフォームを利用するときの費用です。
インフルエンサー報酬額の10〜30%が相場といわれています。
また、月額料金を支払う定額制のプラットフォームも登場しています。
④宣伝・紹介を依頼する製品の代金や配送料
4つめは、インフルエンサーに宣伝・紹介してもらうために製品やサービスを無料で提供する費用です。
インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーが製品を使用している写真や動画をSNSへ投稿してもらいます。そのために使用する製品やサービスの代金や配送料が、これに当たります。
⑤移動や宿泊にかかる交通費、宿泊費
5つめは、移動や宿泊にかかる交通費、宿泊費です。製品やサービスによっては、アクティビティ体験やイベントへの参加を依頼することがあります。そのようなときの、交通費や宿泊費は企業側の負担です。
また、インフルエンサーの拘束時間が長いときは、日当の支払いも考慮に入れる必要があります。
インフルエンサーに対する報酬はフォロワー数Xフォロワー単価で計算する
インフルエンサーに対する報酬は、フォロワー数Xフォロワー単価で計算します。ここでは、フォロワー数によるインフルエンサーの特徴や、フォロワー単価を解説します。
インフルエンサーはフォロワー数別に特徴がある
インフルエンサーの名称は、フォロワー数によって変わります。
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トップインフルエンサーやパワーインフルエンサーは、数多くの人に情報を届けられますが、フォロワー単価の高い傾向があります。
それに対し、マイクロインフルエンサーやナノインフルエンサーは、情報を届けられる人数が少なめの代わりに、フォロワー単価の低い傾向があります。
インフルエンサーの平均フォロワー単価は2〜4円
インフルエンサーの平均フォロワー単価はおおよそ2.0〜4.0円です。フォロワー数が多いインフルエンサーや、もともと知名度が高いインフルエンサーの単価は、これより高くなることがあります。
また、動画制作で作業工程数が多いインフルエンサーや、事務所に所属しているインフルエンサーの単価も高くなることがあります。影響力の大きいインフルエンサーは、フォロワー単価の高い傾向です。
インフルエンサーマーケティングの費用例5つ
ここでは、リーチ数を30万人に設定してインフルエンサーへ依頼したとき、ディレクション型とプラットフォーム型では費用にどのような違いがあるのかを、パターン別の費用例で確認します。
ディレクション型でフォロワー単価が違うインフルエンサーに依頼する費用例
ディレクション型でインフルエンサーを依頼した際、フォロワー単価や平均フォロワー数が異なる2パターンの費用は、それぞれ以下の通りです。
①フォロワー単価4.0円、平均フォロワー10万人のインフルエンサーに依頼する費用
・フォロワー単価 :4.0円
・フォロワー数 :10万人
・依頼するインフルエンサー数:3人
・リーチ数 :30万人
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②フォロワー単価2円、平均フォロワー1万人のインフルエンサーに依頼する費用
・フォロワー単価 :3.0円
・フォロワー数 :1万人
・依頼するインフルエンサー数:30人
・リーチ数 :30万人
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プラットフォーム型で公募ディレクションありとなし、指名で依頼する費用例
プラットフォーム型でインフルエンサーを公募依頼する際のディレクション有無と、インフルエンサーを指名する3パターンの費用は、それぞれ以下の通りです。
①インフルエンサーを公募、ディレクションありで依頼する費用
・インフルエンサーに対する報酬:1万円/1人
・ディレクション費用 :2万円/1人
・プラットフォーム利用料金 :3千円
(インフルエンサー報酬額の30%)/1人
・依頼するインフルエンサー数 :30人
・リーチ数 :30万人
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②インフルエンサーを公募、ディレクションなしで依頼する費用
・インフルエンサーに対する報酬:1万円/1人
・プラットフォーム利用料金 :3千円
(インフルエンサー報酬額の30%)/1人
・依頼するインフルエンサー数 :30人
・リーチ数 :30万人
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③インフルエンサーを指名で依頼する費用
・フォロワー単価 :2円
・フォロワー数 :1万人
・依頼するインフルエンサー数:30人
・リーチ数 :30万人
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費用はインフルエンサーに依頼する方法で異なる
前述の5パターンは全てリーチ数を30万人に設定してありますが、費用はパターンによって異なると分かります。
インフルエンサーマーケティングの費用は、インフルエンサーを公募と指名のどちらでキャスティングするのかや、ディレクションを外部に依頼するのかで大きく変わります。
インフルエンサーマーケティングの費用対効果を上げる方法
インフルエンサーマーケティングで成功している企業は、どのような施策を講じているのでしょうか。ここでは、インフルエンサーマーケティングの費用対効果を上げる方法について解説します。
自社製品と親和性の高いフォロワー属性を持つインフルエンサーを選ぶ
1つめは、フォロワー属性が自社製品と親和性の高いインフルエンサーを選ぶことです。
インフルエンサーのフォロワー数だけでなく、ターゲット属性とフォロワー属性が合致するのかをしっかり分析してから依頼しましょう。
インフルエンサーのアピール力を最大限に発揮してもらうため協力する
2つめは、インフルエンサーのアピール力を最大限に発揮してもらうことです。インフルエンサーのフォロワーは、インフルエンサーの作り出す世界観に惹かれて投稿を閲覧しています。
企業側は話題にしやすいネタの提供や他の広告媒体への同時出稿で、インフルエンサーのアピール力を最大限に発揮してもらえるよう協力します。
投稿をインフルエンサーに丸投げするのではなく、投稿前に内容をチェックさせてもらうとよいでしょう。
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