Instagramでのインフルエンサー施策は、今注目を集めているマーケティング方法の1つです。この記事では、Instagramでのインフルエンサー施策とはなにか、利用するメリット、インフルエンサーの選び方について解説します。
目次
サー施策とは?
インフルエンサー施策とは、SNS・およびYouTubeを始めとする動画プラットフォームでのマーケティング方法です。
通常のマーケティングであれば、製品・サービスの広告やプロモーションは、企業が直接消費者に向けて発信していました。そのプロモーションを、より消費者の立場に近いインフルエンサーに任せることで、さまざまなメリットが享受できます。
この記事では、インフルエンサー施策のうち、Instagramでの利用に限定してご紹介します。
Instagramでインフルエンサー施策を利用するメリット8選
Instagramでインフルエンサー施策を利用するメリットを8つ紹介します。
①若年層を取り入れやすい
Instagramでインフルエンサー施策を利用すると、若年層を取り入れやすくなります。
総務省情報通信政策研究所の令和3年に公開された調査結果(※)によると、Instagramの利用者の割合は、10代が69%、20代が68.1%、30代が55.6%です。
全体の半数以上の人がInstagramを利用しているため、Instagramを上手く利用すると若年層にPRしやすいと分かります。
インフルエンサーに宣伝してもらえれば、さらに効果はあがると考えられるでしょう。
※参考:総務省情報通信政策研究所『令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』
②動画や画像で視覚的な商品PRができる
動画や画像を駆使すると、視覚的な商品PRが可能です。
Instagramには主にフィード投稿とストーリーズ投稿の2種の投稿方法があります。
どちらの投稿においても、ほとんどの場合画像か動画を使用して投稿することになります。
その画像・動画に上手く商品の良さを盛り込めれば、文字情報だけで伝えるよりもより効果的なPRが可能です。
視覚情報をうまく利用するインフルエンサーに頼めれば、マーケティングもよりうまくいくことでしょう。
③1度のPRでの拡散力が大きい
1度のPRでの拡散力が非常に大きいことがメリットとしてあげられます。
たとえば、Web広告であれば一定期間以上の広告掲載や、複数回にわたる表示がされなければ、効果は見込みづらいと考えられます。
テレビCMも複数回にわたっての放映が基本です。
インフルエンサー施策を利用すると、1度の投稿で大多数の人に見てもらえます。
そのため、PRの回数に対しての宣伝効果が高いといえるでしょう。
企業の公式アカウントよりもフォロワー数が多いインフルエンサーに頼めば、さらに効果があがります。
④商品のメインターゲットにアピールしやすい
商品やサービスの想定利用者に対して、ターゲティングしやすいといえます。
インフルエンサーは基本的に、数多くのフォロワーを抱えている人たちです。そのフォロワーは、インフルエンサーと同じ趣味嗜好を持っている人が多いといえるでしょう。
そのため、商品のメインターゲット層であるインフルエンサーにPRしてもらえると、同じ層に向けてのPRがしやすくなります。ターゲティングのしやすさは、前述した少ないPRでの拡散力が大きい要因の1つでもあるといえるでしょう。
⑤購買までつながりやすい
Instagramでのインフルエンサー施策は、購買までつながりやすいマーケティング方法です。
インフルエンサーが商品・サービスのPRをすると、Instagramのユーザーが購入する可能性は高いと考えられます。
インフルエンサーと同じものを使用したいという心理が働くためです。
インフルエンサーに影響されて購入した人が、購買して写真や動画をあげてさらに商品PRをしてくれる可能性もあります。
PRが上手くいけば口コミ的な拡散力も期待できる方法だといえるでしょう。
⑥広告臭を緩和できる
インフルエンサーにPRしてもらうことで、「広告らしさ」の緩和が可能です。
通常のマーケティングであれば、「ものを売るためのPRである」という前提で、消費者はその広告内容を目にします。
インフルエンサーに、普段の投稿と交えて商品を宣伝してもらうと、その「広告らしさ」を緩和できるのです。
そのため、口コミ評判に近い印象をInstagramのユーザーに抱かせやすくなります。
広告を倦厭している相手にも、商品の宣伝をしやすい方法だといえるでしょう。
⑦施策結果の解析がしやすい
Instagramを利用することで、マーケティング施策結果の解析がしやすくなります。
Instagramでは、いいね数や動画再生数と明確な数値が表示されます。そのため、どれだけの人が好意的に受け取ったか、どれだけの人に見てもらったかを分析しやすいといえるでしょう。
他にも、インフルエンサーのフォロワーの投稿で、商品の購入をした投稿が複数あれば、拡散力がどれほどあるかも合わせて確認できます。
分析結果を活かして、次のマーケティングに活かしましょう。
⑧SEO対策になる
インフルエンサーのPR時に商品ページのURLを記載してもらうと、SEO対策になるといえるでしょう。
近年のGoogleの検索結果には、SNSの投稿も表示されます。その投稿に商品のURLの記載があれば、外部アクセスが多いと判断される要因になります。
そのため、SEO対策になるのです。
検索結果の上位に表示されるようになれば、よりマーケティング効果がでるといえるでしょう。
Instagramでのインフルエンサーの選び方のポイント5つ
インフルエンサー施策では、InstagramのインフルエンサーにPRを依頼することになります。ここでは、どのようなインフルエンサーに依頼すればよいのか、ポイントを5つ紹介します。
①ブランドとの親和性
依頼するインフルエンサーにブランドとの親和性があるかどうかは大切です。
たとえば、ブランドイメージとインフルエンサーのイメージがかみ合わなければ、商品のイメージが上手く伝わりきらない可能性があります。
それにより、適切なユーザーに宣伝が届きづらい可能性があるのです。
一方で、イメージと上手くかみ合えば宣伝効果は高まると考えられます。
ブランドイメージと合ったインフルエンサーを探して、効率的にインフルエンサー施策を実施しましょう。
②普段の投稿頻度・内容
インフルエンサーを選ぶ際には、普段の「投稿」がどのようなものであるかを確認しましょう。
普段から投稿頻度が高ければ、その分インフルエンサーとして熱心に知名度をあげようとしていると分かります。そのため、商品PRを熱心にしてくれる可能性も高まると考えられます。
また、投稿内容の方向性や、写真・動画がどのように撮影されているかも判断基準です。
普段と同じ方向性でPRされる可能性が高いため、商品イメージが上手く伝えやすい内容であるか、確認しましょう。
③普段からどれだけ反応があるか
インフルエンサーの投稿が、普段どれだけの人から反応されているかどうかも選ぶ基準の1つです。
反応数が多いインフルエンサーであれば、商品のPRをしてもらった際に、それだけ多くの人に見てもらえる可能性が高いといえます。
フォロワー数もその基準の1つとして参考にできます。
ただし、同じフォロワー数でも反応数についてはそれぞれです。
普段から周囲の反応が多いインフルエンサーを確保できれば、それだけコンバージョンを獲得しやすいと考えられるでしょう。
④フォロワーの属性
インフルエンサーのフォロワーが、どのような属性を持っているかを確認することも大切です。インフルエンサー施策をする際に、商品のPRをしたい先は、インフルエンサー本人ではなくそのフォロワーです。
そのため、フォロワーが商品をPRしたいメインのターゲット層であるかどうかの確認は大切だといえます。
インフルエンサーと近い属性を持っていると考えられますが、念のため確認しておきましょう。
⑤過去のPR投稿の内容
インフルエンサーが過去にどのようなPR投稿をしているか、内容を確認してみましょう。
インフルエンサー施策によって、別企業から依頼を受けたことのあるインフルエンサーであれば、過去のPR投稿が残っています。
その方向性が、商品のブランドと合っているかどうかは大切な要素です。
また、そのPR投稿がどれだけの反応をもらっているかどうかも、依頼する指針になります。
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